令和元年度 最低賃金改定額
厚生労働省は、令和元年度の地域別最低賃金の改定額を取りまとめ、公表しました。
・初の1,000円台(東京都・神奈川県)
・初の全国加重平均額 900円突破
トップの東京都と最下位の鹿児島県の差は226円。昨年の2府県の差額よりも2円差が生じる結果となりました。都市部の賃金上昇の傾向は否めませんが、格差が広がってしまっていることには疑問が残る結果であると多くの専門家の指摘もあります。今年はより、課題が浮き彫りにされてしまったようにも思えます。今後の課題は平均額を重視していくと政府は発表しています。
厚生労働省の諮問機関である中央最低賃金審議会で、令和元年度の地域別最低賃金額の目安について取りまとめられました。
〇1時間当たり1,000円超は東京都(1,013円)、神奈川(1,011円)
すべての都道府県で地域別最低賃金の改定額が答申https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000537302.pdf
今後は、各地方最低賃金審議会で上記答申を参考にしつつ調査審議のうえ、各都道府県労働局長が地域別最低賃金を決定し、10月以降に改定されます。
〇静岡県は1時間当たり885円
静岡地方最低賃金審議会の意見に関する公示https://jsite.mhlw.go.jp/shizuoka-roudoukyoku/content/contents/000486852.pdf
公開日:2019年8月22日
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